備忘 ホイッスラー展 横浜美術館
こんばんは、
週末いかがお過ごしですか?
だんだん、陽が長くなってきましたね〜
嬉しい反面、冬もこうして過ぎていく、と一抹の淋しさもありますね。
少し時間が経ってしまいましたが、先週、ホイッスラー展を観てきました。
テレビやポスターでだいぶ刷り込まれてたので、感無量です。
あと最低一回は、必ず行きます(^。^)
さてさて、作品
ホイッスラーは、19世紀アメリカ出身の画家であり、伝統的な神話や歴史をモチーフにした宗教画が主流であった当時の画壇とは一線を画した革新的な絵画を多く作成しました。
むしろ色彩の純粋な美しさを追い求めた画風は、むしろ現代の我々の心に直に迫ってくるような気さえします。
また、ジャポニズと呼ばれる日本芸術への傾倒でも知られています。
やはり目を引くのが、風景画の美しさ。
極めて繊細かつ鮮やかな色彩で、眺めるほどに網膜に染み込んでいく、岩清水のようでした。
油彩画においては絵具を油で稀釈して調合しますが、彼の場合、通常の数倍の油を使い、かなり薄い絵具を用いていたそうです。
こうする事で、同じ色彩表現でも重ね塗りをする事になり、色の複雑な交錯や光の微妙な表情を表現出来るようです。
風景画
淡い色使いですが、よく見ると、その観察眼の繊細さに、鳥肌が立ちます。
こちらはジャボニズム。
個人的に、ジャポニズはなんかエキゾチックな感じが出て、純粋に綺麗!とは余り思わないんですが、この絵は耽美的な雰囲気を醸し出していました。
あえて音楽の題名をつけるあたりが、にくいです。
確か3月までやっています。
それにしても、横浜の夜景は綺麗。
早く娘にも見せてあげたいです🌃
もし横浜にお立ち寄りの際は是非🎵