備忘 プリヂストン美術館 Best of Best 展
最初にフライヤーを観た時は、すごい名前つけるなぁ、流石プリヂストン、と思いましたが。
なんと、長期改修のためのフェアウェル展覧会なんですね。
このブリジストン美術館、
絵を観始めてから、永らくお世話になった美術館。
素晴らしい銘品の数々。
東京駅のどまん前という立地にあって、リーズナブルに我々を楽しませてくれた美術館。
今でこそビル街のオアシスの如き馴染みの存在になりましたが、戦後の混乱にあってのこのような文化施設の誕生は、さぞや人目を惹いたことでしょう。
時代を切り拓き、未だに第一線に立ち続けるパイオニア精神に感銘を覚えます。
今回、改修に入るということで、どんな風に生まれ変わってまた私たちを楽しませてくれるのか、楽しみでなりません。
美術にしても、時の流れを無しには今を語れないでしょう。
ここにある今では地域を確立した作品の数々も、かつては異端と扱われるような時代もありました。評価を受けず、苦しみながら格闘して死んでいった画壇は数知れません。
臆することなく美を追求した先人たちのお陰で、今を楽しむことができます。
ぜひ、本館にも、そのような革新を弛むことなく続けていって欲しい。
私ももう少し観る目を磨いて、また名作たちに再会できたらと思います。
どうもありがとう❗️❗️